諏訪家所蔵の雛人形の展示期間も後半に突入いたしました。前半期間は多くの方々にご来館いただきまして本当にありがとうございました。期間後半は3時代の雛人形に加え、雛人形と一緒に蔵に収納されていた懐かしいおもちゃの展示も追加しています。

明治11年のものと推定される豆本は鮮やかな色彩もさることながら、巻物風に仕立てられた世界地図や色の名前の一覧表なども付属しており、細かいつくりに驚かされます。

羽子板は昭和初期のもので、先代当主のお姉さんと妹さんのお名前が裏に墨書きされていました。赤ちゃんの人形などを見ていても、諏訪家のお嬢さんたちが、楽しく遊んでいた光景が目に浮かぶようですね。

ひな人形展は3月30日(土)まで開催となりました。皆様のお越しをお待ちしております。